立木孝明(ついき たかあき)

1970年生まれ、千葉県市川市在。

15歳から鷹取山でクライミングをはじめ、90年よりコンペティターとして大倉カップに参戦。94年よりジャパン・ツアーに参戦し、2001年までに3度年間チャンピオンに輝く。数多くの海外ツアーをこなしながら国内外のコンペにも出場し、02年にはアジア選手権優勝。

ルートセッターとしては99年のオール神奈川を皮切りに、日本選手権大会などさまざまなコンペのセットを手がけ、海外でも05年にイランで行われたアジア選手権を成功に導くなど、活躍を続ける。07年に秋田国体、10年には千葉国体のセットも手がけている。

クライミングウォールの黎明期から選手として壁を登り、その後もプロのルートセッターとして15年以上課題をセットしてきた経験を生かして、現在はクライミングウォールの設計・施工を専門に行っている。

お客さまの希望に沿った壁を立てるだけでなく、「この壁にどんなルートをセットしたら面白いか」、また「こういうルートをつくりたい場合は、どういう形状の壁を建てるのが最善か」まで考慮した提案ができるのが強み。

また、クライミングウォールの面白さや安全性だけでなく、ジム内の動線や受付・休憩スペースなどとの兼ね合いも考え、ソフトとハードの両方から最適な設計を行っている。

競技成績:
1995年 ジャパン・ツアー年間チャンピオン
1999年 リード・ジャパンカップ優勝
1999年 ジャパン・ツアー年間チャンピオン
2001年 ジャパン・ツアー年間チャンピオン
2002年 アジア選手権優勝

ルートセッターとして手がけた主な大会:
オール神奈川、東京カップ、加須カップ、千葉カップ、関東ブロック、東北ブロック、学生選手権大会、日本選手権大会、アジア選手権(イランにて開催)、秋田国体、千葉国体

これまでに登った主なルート:
アメリカ・Rifleにて Zulu 5.14a
イタリア・Sperlongaにて CiccioFormaggio 8c/8c+(5.14b/c)
スペイン・Araotzにて Honky Tonky 8c(5.14b)
スペイン・Santa Linyaにて8c(5.14b)
イタリア・サルディーニア島にて La Signora con la Falce 8c(5.14b)


渡邊 綾乃(わたなべ あやの)

1988年生まれ、親方のもとに弟子入りして4年目の見習い壁建て職人・ハリボテ職人。

クライミングウォールの設計・施工について、現場で学びながら日々成長中。最近は「ayalabo」として、ハリボテの受注販売もスタートした。本サイトの管理を担当、ブログも執筆している。クライミングも絶賛がんばり中、目標はインドアジムで5.13a、外岩で5.12cをRPすること!

資格・特技は、ボールペン字初段、整理収納アドバイザー準1級、食生活アドバイザー2級。